2月19日(日)午後4時半~、水俣市初野のM様邸の上棟式が行われます。
たくさんのおもちもふるまわれますよ!!
たくさんの方に来ていただけたらと思います。
そして、近隣の皆様、工事中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、何卒、よろしく
お願いいたします。
今日の水俣市は、雪混じりの大変な冷え込みです。
さて、1/24のブログにて、水俣市古賀町にある明治期の工場をご紹介しました。
なんとか、この重厚で歴史のある建物を残していくことはできないだろうか・・・
ブログ掲載以来、「水俣にそんな歴史ある建物があったなんて・・・」というお声や、
「どんな形で補修・保存は進んでいくのですか?」といったお尋ねをいただきました。
ありがとうございます。
この工場跡地内の地中には、レンガが数多く、埋まっています。
これを、丁寧に切り離し・・・・。積み重ねます。
そして、地中から掘り起こし、きれいに切り離したレンガを、壊れた箇所の補修などに使用する計画です。
ご覧のとおり、痛みも激しいので。 明治期の建物ですから、当然ですね。
今日、ご紹介したものは、ほんの1部ですが、少しでも皆様に知っていただきたく、写真を掲載しました。
そうそう、もちろん、廃材の処理もきちんとしてますよ。
少しずつ、少しずつではありますが、社長の、保存に向けての思いは動き続けています。
弊社が所在する熊本県水俣市。
海と山に囲まれた自然豊かな街に、明治時代に建てられた旧肥料工場が、今なお、現存するのをご存知ですか?
1909年(明治42年)、日本窒素肥料(現在のチッソ)が建てた工場で、その後、合金鉄加工販売会社「江川」の水俣工場として使用された工場。
一部、取り壊されてはいるが、現在でも、当時の面影を充分に残しています。
実際に、私も行ってみました。
重厚なレンガ造り、アーチ状に組まれた窓や入り口はモダンな雰囲気を醸し出し、歴史と共に生きてきた重みに圧倒されそうな思いでした。
昨年、「明治日本の産業革命遺産」が、世界文化遺産に登録されたのを機に、
地元でも、「この貴重な明治のレンガ造りの建物をなんとか残していくことは出来ないだろうか?」との
声が上がり、保存に向けて動き出しています。
弊社社長の西も、その思いはとても強く、
「古里の歴史を共に見つめてきた、貴重な建物を残していくためにはどうしたらいいか・・・」
そのために、少しづつではありますが、保存・補修に向けて動き出しています。
もちろん、きちんと廃棄物は分別しながら。
こんなものも残っています!
なんだと思いますか? 当時のお風呂だそうです。
幹部用と従業員用に分かれていたようです。
仕事帰りに、仲間と汗を流して、自宅へと帰っていった、当時の状況が、想像できますよね。
重厚なレンガ造りの佇まいが続く、広大な敷地を、当時の状況に思いを馳せながら歩いてみると、何ともいえない不思議な感覚を覚えました。
是非、たくさんの方に、知って、ご覧になっていただきたいと思います。
日の出建材・ホーム TEL:0966-63-4551
弊社の社長は、常々、街並みづくりを意識して家づくりをしています。
まわりとの調和を気にせず、それぞれが好きな色合いやデザインの家が立ち並んだら、、、、。
例えば、純和風の邸宅のお隣に、超メルヘンな洋風の家が立ち並んだら。。。
想像してみてください。
個人の家は、すごく立派に仕上がっても、その地域の街並みは、美しいとはいえないでしょう。
花と緑に囲まれた、それぞれの家がつくる景観こそが、美しい街並みを形成していく。
その結果、その地域の資産価値を高め、お客様にとっても、誇りに思える、快適な住まいへとつながっていくと考えています。
そんな思いを身近で聞いている私たちスタッフが、いつも感じているのは、「ビジネス」と一言で区切ることのできない社長の思いなんです。
「お客様が住まわれるエリアを美しい街並みに・・・」
「水俣の風景を大切にした街並みづくりのためにはどうしたらいいか・・・」
日々、研究し、精力的に動いています。
もちろん、今日も!
先日、市内を一望できる中尾山から、町の写真を撮る機会がありました。
何度となく、見慣れた風景でありますが、色々なことを考えながら、改めて眺めた水俣の風景は、のどかで、穏やかで、水俣に住む私にとっても、大切な場所であると感じました。